あ、お母さん、車の上に猫いるよ
uhh、足あと着いてる
けっこうツラクナイ
アルコールの無い年末年始なんて、何十年ぶりだろう、と、変な勝利感を感じながら過ごしています。
何も変わらないいつものダラダラな年末年始に「酒を飲まない」だけ、なのですが、こんなにも違うのかと、箱根駅伝を満喫しながら痛み入っております。
そもそも、なぜ心療内科のアルコール依存症外来に行こうと思ったのかといいますと、前回5ヶ月断酒したとき、かなりツラかったからです。いや、マジで。
「呑みたい欲求」との闘いが、新たなストレスを生み、最終的には失業(断酒だけが原因では無いけど)に、となってしまったので。
あと、ネットで調べたら、「レグテクト」という薬があり、その薬を飲みと飲酒欲求が減るという効果があるらしく、それを処方してもらいたくて、心療内科にかかった訳です。
初診の時、相談員という人に今までの人生を語るというメンドクサイ面談があり、人生グラフみたいなものを探られ、その後、初診となるらしく、心の病気は時間がかかるぜ、と待ちに待ちました。いや、待たされる!
そしてやっと初診。ある程度の酒量と年数を聞かれ、依存度の確認中に、唐突に
「先生、レグテクトの処方お願いします!」
と、お願いしました。アルコール依存症の治療に順番があるらしいのですが、そんなのメンドクサイからすっとばしてレグテクト処方して、簡単に断酒したい、その一択のみだったからです。そもそも、依存症じゃないし!と。
「えー、普通はまずだいたい一ヵ月入院して、薬の調整して、それから・・・」
「は?」
入院?するか!ボケ!
「入院は無しで、お願いします」
最初は、禁断症状を和らげる薬を飲みながら自力で断酒して、自分に合った薬を見つけて、減薬して、そのあとにレグテクトを処方してもいいです、だって。え?最初にレグテクト飲んで、酒飲みたい欲求を無くすんじゃないの?と先生に聞いたんですが、違うらしいんです、これが。ガックリ。ただ楽に断酒したくてわざわざ予約して来たのに…。自力かーい!
レグテクトって効かない人が多いらしいんです。効いたらラッキー!くらいと思って下さいだと。だいたい45%くらいらしく、治療して、落ち着いたらレグテクト処方してもいいですよ、だそうです。
はあ、なんだよーもう。
「今日から断酒なので、来週また来てください。薬の調整とかありますし」
「え!今日から!(心の準備が!)」
「断酒したくて来たんでしょ?」
「ま、そうなんですけど。。。先生、もうすぐ年末年始ですよ!(年明けからでもよくない?)」
「家族の皆さんに、断酒宣言してください。周りも巻き込んで断酒しましょう」
「うー、は、はい・・・。(最後の晩餐ができなかった)」
「入院する?」
「嫌です!」
アルコール依存症外来の患者さんって、多分結構、症状が重い人が多いんだと思います。ワタシみたいな、軽い気持ちで診療に来る人ってマレなんだと。
かれこれ断酒して2週間。おかげさまで、前回よりも楽に断酒できております。
いつも酔っぱらって、紅白どっちが勝ったか覚えてないのに、覚えてるし。
新鮮な新年の幕開けです。このまま頑張ります。
昨年は何か変わりたくて、ピアス開けたり、ブログ始めたり、断酒したり、失業したりいろいろありました。
今年は何があるか楽しみです!
今週にまた心療内科に行きます。胸をはって先生に言えます。断酒できてます!えらいでしょ!って。
誉めてくれる先生ではないけど。
この心療内科先生、無駄にハンサムさんなんですヨねえ。
そんなに近くて、熱くない?